発売当初から一年以上「ワイヤレスといえばGpro」と言われるくらいに不動の人気を誇っていた「Logicool G Pro Wireless」。そのGproを超える軽さを実現した「Razer Viper Ultimate」が発売され、ワイヤレスマウス界に激震が走った。今回はこの2つのマウスを比較しながらレビューしていきたいと思います。
主な性能の比較
Logicool G Pro Wireless | Razer Viper Ultimate | |
---|---|---|
形状 | 左右対称 | 左右対称 |
重さ | 80g | 74g |
DPI | 100 ~ 16000 DPI | 100 ~ 20000 DPI |
無線接続方式 | LIGHTSPEED | Razer HyperSpeed |
センサー | HERO 16K | Razer Focus+ |
スイッチ | 従来の高耐久物理スイッチ | 光学式スイッチ |
サイドボタンの数 | 両サイド2つずつ(着脱可能) | 両サイド2つずつ(着脱不可) |
充電方法 | 付属のUSBケーブルに接続 | 付属の充電スタンドに接続 |
サイズ(幅 x 奥行 x 高さ) | 63.5 x 125.0 x 40.0 mm | 66.2 x 126.7 x 37.8 mm |
Logicool G Pro Wirelessの良い点
・シンプルですっきりしたデザインで、どんな持ち方でもフィットする万人受けのいい形状。
・HEROセンサーとLIGHTSPEEDワイヤレスを搭載していて、FPSなどの激しい動きをするゲームでも遅延が全く無く、精密なトラッキングを実現している。
・クリック感も軽く、オムロン製の物理スイッチで高耐久。
・サイドボタンが両サイドどちらも着脱可能でカスタマイズ出来る。
・ワイヤレスのゲーミングマウスの中でもトップクラスの軽さ(80g)
Logicool G Pro Wirelessの気になった点
・充電方法がケーブル接続なので、「Razer Viper Ultimate」と比較すると少し手間。(別売りでワイヤレス充電可能なマウスパッド「G-PMP-001」があるが、Gproマウス本体と同じくらいの値段なのでコストがかかる)
・物理スイッチなのでチャタリングを起こす可能性がある(2年間無償保証付き)
Razer Viper Ultimateの良い点
・おしゃれでかっこいいデザインで、つまみ持ちをする方に最適
・「Razer HyperSpeed」という無線の接続方式で、Gproの「LIGHTSPEED」より25%速い。
・光学式スイッチを採用しており、チャタリングが起きない。
・「Razer Focus+」というセンサーを使用していて、Gproよりも高精度のトラッキングを実現。
・マグネット式の充電ドックが付属しており、マウスをドッキングさせるだけなので手軽に充電できる。
Razer Viper Ultimateの気になった点
・サイドボタンの出っ張りが少なく、押しにくい。
・マウスのお尻の方が少し低めの形状なので、手の大きさや持ち方によっては持ちにくい。
まとめ
今回は「Logicool G Pro Wireless」、「Razer Viper Ultimate」の比較ということで簡単にレビューさせていただきました。
マウスの重さ、トラッキング精度の高さ、充電の手軽さなど、全体的な性能で言えば「Razer Viper Ultimate」が勝っているようにも見えます。
ですが、高性能かつ万人受けする持ちやすさを実現している「Logicool G Pro Wireless」の人気は未だ衰えていません。プロゲーマーやストリーマーの使用率も群を抜いて非常に高いです。
無線の速さで見ても1/1000秒の世界なので、実感出来ないレベルの違いだと思います。
個人的な意見としても、「Logicool G Pro Wireless」の方がサイドボタンが押しやすく、なにより持ちやすいので「Logicool G Pro Wireless」の方が使用感が良かったです。
とはいえ、どちらもワイヤレスのゲーミングマウスの中ではトップクラスの性能なので、つまみ持ちでかっこいいデザインが好きな方には「Razer Viper Ultimate」。かぶせ持ちなどの方で、シンプルですっきりしたデザインが好きな方は「Logicool G Pro Wireless」をおすすめします。
参考にしていただけたら幸いです。
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