
今回は1万円台・2万円以下のレバーレスアケコンなど、コスパに優れる安いアケコンをご紹介します。PS4・PS5・PC版のストリートファイター6(スト6)で使用できるレバーレスなどもご紹介するので、どれを選べばいいかわからない方や、購入を迷われている方はぜひ参考にしてみてください。


レバーレスコントローラーのメリットは?

レバーレスはレバーアケコンに比べて、前後移動が素早く入力できます。これにより歩きガードがしやすくなり、防御力を高められます。また、レバーレス独自の素早いコマンド入力ができるのも魅力です。モダン操作やクラシック操作どちらにもおすすめです。
コンパクトで場所を取らず、持ち運びに便利なコントローラーも販売されています。操作感がキーボードのWASD移動と似ているので、PCゲームやFPS経験者にもおすすめです。
レバーレスコントローラーのデメリットは?

レバーレスコントローラーのデメリットはさまざまです。人によっては長時間使用で手首が痛くなる場合があります。レバーレスの天板に手を置いて操作するので、手首に負担がかかります。痛みを感じる場合はサポーターを使用したり、リストレストを使用したりなど対策するのがおすすめです。
また、薬指を使ったコマンド入力が難しいというデメリットもあります。2P側の昇竜コマンドやSA入力など薬指を使うシーンは、思うように動かずストレスを感じる場合があります。WASD移動に慣れているFPSプレイヤーでも難しく感じるので、クラシック操作の方はそれなりに練習が必要です。
レバーレスコントローラーの選び方
ここではレバーレスコントローラーの選び方をご紹介します。周りのゲーム環境や自分の好みに合わせて選びましょう。

①自分が使用しているハードや対応機種に合わせて選ぶ

レバーレスコントローラーには、PCやPS5に対応していないモデルが販売されています。PS5に対応していないレバーレスは、PS5に対応している基盤を組み込むか、コンバーターを使用して接続しなければなりません。
購入前に自分が使用しているハードと、レバーレスの対応機種を確認しておきましょう。以下の記事では、hitBOXをPS5で使用する方法を紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
②サイズや重量で選ぶ

レバーレスコントローラーには、さまざまな大きさのものが販売されています。天板が広く重量のあるレバーレスは場所を取りますが、膝置きで使用しても安定したプレイが可能です。また、コンパクトで薄いレバーレスは、場所を取らず持ち運びにも便利です。机上で使用したい方におすすめです。
軽量なレバーレスのなかには、膝置きでも滑りにくいように工夫されたものもあります。コンパクトなモデルは、ボタンの配置が狭く窮屈に感じる場合があるので、事前にサイズを確認しておきましょう。
③ボタン数やボタン配置で選ぶ

一般的なレバーレスコントローラーは、方向キーの4ボタンと攻撃等の8ボタンの計12ボタンで構成されています。なかには、14ボタンや16ボタンのモデルなども販売されています。ボタン数が多いほど操作の自由度が高まりますが、その分誤爆や技の暴発がしやすくなる点には注意が必要です。
日本では主流ではないですが、キーボードのWASD配置のモデルもあります。また、ジャンプボタンの隣にボタンが追加で配置されたモデルもあり、好みに合わせてパリィやインパクトボタンなどを設定するのもおすすめです。
④キースイッチで選ぶ

レバーレスコントローラーには、キーボードと同じようにキースイッチが搭載されています。CherryMX製・Kailh製スイッチなど種類もさまざまで、独自のキースイッチを採用したモデルも販売されています。指が痛いなどの悩みの原因になるので、黒軸など重いキースイッチを選ぶのは控えましょう。
特にこだわりがないのであれば、一般的な押下圧で静音性に優れる赤軸(リニア)のモデルがおすすめです。なかには、キーの高さが低めのロープロファイルモデルも販売されています。入力までの距離が短く、素早い入力が可能です。
⑤デザインで選ぶ

レバーレスコントローラーは、シンプルで高級感のあるデザインのモデルも多く販売されています。スタイリッシュで高級感のあるデザインのものほど高くなる傾向にあります。モチベーションの向上にもつながるので、デザイン重視で選ぶのもおすすめです。
安いレバーレスのおすすめ6選
Haute Pro T16(最安値:11,679円)

薄型でコンパクトなレバーレスコントローラーです。対応OSは、PC(Windows 10以降)/ Steam Deck・PS3・PS4・Switchなど。サイズは296×196×12.8mm、本体重量は940g。ボタンにはロープロファイルのスイッチを採用し、素早いコマンド入力が可能です。
16ボタンタイプで、操作の自由度が高いのも魅力です。レバーレスの入門としてもおすすめです。天板には透明なアクリル素材が採用されており、自分好みのイラストを入れてカスタマイズできます。押下圧は約35gで、長時間使用でも疲れにくくなっています。
VARMILO FK2(最安値:16,980円)
ふもっふのおみせとVARMILOが共同開発したレバーレスコントローラーです。対応OSはPCのみ。サイズは329.23×224.22×26.80mmで、本体重量は約1.4kg。計14個のボタンが配置されています。キースイッチには「CHERRY MXI Multipoint Silver軸」が採用されています。
業界初のラピッドトリガー搭載モデルで、専用Webアプリから自分好みの作動点に調整できます。2億回のキー入力に対応し、耐久性に優れているのも魅力です。カラー展開はブラック・海の音色・桜の3種類。
ITEFDTUTNE トランスペアレント(最安値:9,986円)

A4紙サイズで大きめのレバーレスコントローラーです。対応OSはPC・PS4・PS3・Switch Steam Deckなど。PS5で使用する場合は別途コンバーターが必要です。サイズは296×196×12mmで、本体重量は889g。
Cherry製赤軸に基づいて作られたキースイッチを採用しており、静音性にも優れています。押下圧は40g±10。本体には透明なアクリル素材が採用されており、耐久性にも優れています。天板を簡単に開閉できるので、メンテナンスが簡単に行えます。
Haute42 COSMOX M16 PLUS(最安値:18,699円)

本体にアルミニウムを採用した高級感のあるレバーレスコントローラーです。対応OSはPC・PS3・PS4・Switchなど。サイズは300×200×12.5mmで、本体重量は997gです。大きめなサイズなので、机置きだけでなく膝置きでも使用できます。16ボタンタイプで、操作性にも優れています。
ボタンには、kailh製ロープロファイルスイッチを採用し、高速なコマンド入力が可能です。耐食性と耐摩耗性に優れているのも魅力です。
Tikitaka T16(最安値:12,361円)

Tikitakaは1983年創業の中国ブランドです。機能性とコスパを両立した高品質なレバーレスコントローラーです。対応OSはPC・PS4・PS3・Switchなど。PS5で使用する場合は、PS5対応モデル(T16B for PS5)を購入するか、別途コンバーターが必要です。
日本のAmazon等では購入できず、現在の購入場所はAliExpressのみ。マット仕上げのナイロンボタンを採用し、高級感のあるデザインになっています。ボタンサイズは24mm。ボタンにはKailh製ロープロファイルスイッチを採用しています。
Haute Board(最安値:4,999円)

キーボード風の超コンパクトレバーレスコントローラーです。PC(Windows 10以降)/ Steam Deck・PS3・PS4・Switchなど。サイズは160×75×12mm、本体重量は200g。応答速度1msの超低遅延入力が可能です。
約5,000円で購入できるモデルなので、できるだけ安く買いたい方におすすめです。また、キーボード操作に慣れている方におすすめです。
さらにキーが多いモデル(7,999円)はこちら↓

アケコンはどこに売ってる?販売店は?

アケコンがどこで販売されているか、どこで買うか気になる方も多いです。店頭で購入したい場合は、主にビックカメラやヨドバシカメラ、ソフマップなどの家電量販店で販売されているので、ぜひチェックしてみてください。店舗によっては「HitBox レバーレス」や、「HORI ファイティングスティックα」などが販売されていることもあります。
また、ツクモやパソコン工房など、PC専門店でもアケコンが取り扱われています。中には実際にアケコンを触って、使用感を確かめられる店舗もあるのでぜひ足を運んでみてください。豊富な種類から選びたい方は、Amazonや楽天、Yahooショッピングなどの通販サイトがおすすめです。


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